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「本質行動学」修了レポート(6)〜ハッピーセットWill, Can, Must〜

2020/05/31   カテゴリー:

2020年1月から3月にかけて毎週通ったエッセンシャルマネジメントスクール(EMS)!最後に提出するのが修了レポート。そのレポートは、どのように実生活や仕事に活かすことができたか、新たな気づきや改善した行動、導入した仕組み、その成果や課題、自分の深化(進化)した点を書くのが目的。その修了レポートで自分をあえて「りゅーた君」と名付けコラムで公開してみる。

 

調和のメカニズム

 

前回の第5報の続き….どうやって調和を言語化してきたのか?!それはハッピーセット!

りゅーた君が認識してきた手順を整理すると下記の通りだ。
 ① 自分が目指したいこと…「呼吸するように生きる社会に」
 ② 組織が目指していること…「チームワークあふれる社会を創る」
 ③ りゅーた君ができるCanを確認 =「育苗実験メソッド」
 ④ ①、②に調和したMustを定義⇨「自律分散社会モデルを創る」

 

 

つまり、④は、ドラッカーの言葉で

 

『自らの果たすべき貢献を考えることは..(中略)…問題は,何に貢献したいと思うかではない、何に貢献せよと言われたかでもない.何に貢献すべきかである』(ドラッカー)

 

を実践していると認識できた。ちなみに、①と②の生成の作業は、長い期間を経て平行して行われたように記憶している。

 

本当の意味でのハッピーセットを発見!

 

更になぜ、自分らしく働けているかは、Willのコアにあるりゅーた君のワクワクの関心軸、「日々楽しく活動する内観職人型プロデューサー!」がCanとMustに、一般的会社の管理的マネージャーという定義を優先する必要はないワクワクのマネジャー像が、重なっているからだ。まさに、ハッピーセット。このことからの学びは、Will, Can, Mustのデザインは、自分事の個人のニーズと組織のニーズの要素がないと、本来はうまくデザインできないことを意味する。これは、新発見だ。

 

会社のビジョンを個人のニーズで塗りつぶす

 

りゅーた君のマネージャーの役割は、この①〜④の構造を頭の中で持ちながら、でチームのメンバーに対して、毎週の「ザツダン(1on1)」し、対話を構造に当てはめ認識と肯定だけしているりゅーた君。会社のビジョンという「将来ありたい姿、みんなが思わず一緒に塗りつぶしていきたくなるような魅力的な下書き」に対して、社長室のスローガンに基づき、メンバーの個々のニーズで、塗りつぶしていくプロセス。時々起こる、下書きのはみ出しが、実に面白い!これが、りゅーた君が、自分らしく働けている構造だ!

 

➡︎次回は、最終回「本質行動で育まれるNEW OS!

 

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書き手:高城つかさ 1998年生まれ。家庭の事情で大学を中退後、2018年7月より本格的にライターとして活動開始。「言葉と人生」を掲げ、さまざまな人の人生を言葉という手段で届ける仕事をしています